園長 志村 雄治
新型コロナウイルス感染症もやっと収束してきて、3月からマスク着用は個人の判断に任せることになり、5月8日からはインフルエンザと同じ第5類になりました。今までいろいろ制約されてきた保育活動や行事も、コロナ前と同じように実施することが出来るようになりました。とてもうれしいことで、これから子ども達といろいろ楽しみたいと思います。
昨年秋から冬にかけての活動も、いろいろ工夫して出来るだけ平常の保育・行事を行うようにしてきました。特に運動会は3年ぶりに川崎市立日吉小学校で行うことが出来ました。年少・年中・年長の3学年別に時間を分けて行い、それぞれ子ども達の懸命な演技・競技に大歓声で応援して頂き、大変盛り上がりました。
秋の遠足も3年ぶりに観光バスを利用して、年長組はアクアミュージアム品川、年中組は岸根公園、年少組は大師公園に行きました。それぞれ好天に恵まれ、子ども達もとても楽しかったようです。さつまいも掘りは、豊作で大きなさつまいもがたくさん掘れました。ここで掘ったさつまいもを夢見が崎動物公園で拾った落ち葉を利用して園庭でやきいもにして、みんなで食べました。おいしいおいもで、子ども達は大喜びでした。また、ふれあい動物園は、毎年行っていましたが、今年も父母の会役員の皆様やボランティアの皆様のご支援で、とてもスムーズに運営されました。そして、冬まつりもおもちつき、見る会「ピエロのほっほさんショー」も予定通りに行い、子ども達はそれぞれの行事を十分楽しむことができました。
今年度も春の遠足やカレーパーティーなど順調に例年通りの行事が行われ、子供たちの笑顔がたくさん見れてうれしい限りです。
今、文部科学省が提唱している「非認知能力」、これは、意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった「測定できない個人の特性による能力のこと全般」を指します。学力(認知能力)と対照的に用いられる言葉です。これについては、小中高校の中で今後育てていきたいこととして、掲げられています。これは、幼児期にも大切なものとしてその芽生えをしっかり育てたいとしています。白山幼稚園でも、今後この点に焦点を当てて、保育を考えて行きたいと思います。
自然や人とのふれあいを通して、五感を働かせ「ふしぎだな」「たのしそう」と子どもたちの目がキラキラする体験は「好奇心」「探求心」を育てます。
興味を持ったことを自分で考え、伝え、試行錯誤し、仲間と協力することを大事にします。ひとりの気づきをみんなで共有し、集団が生き生きする活動は「協調性」「創造力」「忍耐力」「洞察力」「思いやりの力」を育てます。
やりたかったことができるようになった!こういうことだったんだ!楽しかった!子どもたちが主体的に取り組んできた活動は、「やり抜く力」「自己肯定感」を育てます。
初めての集団生活、大好きなお母さんお父さんから離れて自分の力で頑張る子どもたち。
園生活の中では様々な活動に取り組みます。
最初はなかなかうまくいきません。失敗を繰り返すこともあります。励まし認め合いながら挑戦を続けることで「やってみよう!」「がんばろう!!」「できた!!!」の気持ちが育ちます。
子どもたちはみんな優しさの種を持っています。
園生活の中でお友達や先生からもらったやさしい気持ちを心の栄養にして、相手のことを考えて行動できる思いやりの花が開花します。寄り添う気持ち、応援する気持ち、自分のことのように喜ぶ気持ち、感謝する気持ち…色とりどりの花を咲かせます。
遊びは子どもの命。
砂、泥、水は多様に形を変える最高の素材!遊び方は子ども達次第!「かたいおだんごを作るには、どのくらい水がひつようかな?」「ここに水を流したらどうなるかな?」と発想を働かせ、自由に使い遊びます。
体操服の汚れはたくさん遊んだ証拠です。おかあさんゆるしてね♡
白山幼稚園の子どもたちは、畑から春はじゃがいもを掘りカレーパーティー、秋はサツマイモを掘り、みんなで焚火を囲んでやきいもパーティー。冬は育てた野菜を使ってみそ汁パーティーなどを楽しみます。
その他誕生会では手作りおやつを作って、お友達と食べることを楽しみます。
入園式・進級式
春の遠足[年長]
健康診断
春の遠足[年中・年少]
じゃがいも掘り[年長]
カレーパーティー
参観日
プール活動
夏の楽しみ会
サマーパーティー
プール活動
1年生クラス会
参観日
運動会
秋の遠足
さつまいも掘り
やきいもパーティー
ふれあい動物園
おもちつき
みる会(鑑賞会)
つくる会(木のおもちゃ製作)
伝承遊び
(羽根つき・こま回し・竹馬)
節分(豆まき)
発表会
みそ汁パーティー
ドッジボール大会
お別れ遠足
お別れ会[年長]
修了式・卒園式